ニートです。

日記とメモ。

2020-01-01から1年間の記事一覧

人間淘汰

他人の人生の背景となって生きていきたいと、自分は言ってた。もう二ヶ月以上前になるんだ、まだ私がシンガポールに住んでいたとき。その時すごく心が身軽だった。人と離れること、人と会えないこと、それが物理的な距離で絶対に無理だと約束されている、そ…

不要不急の感情ごっこ

みんな必死に、自分が生きる毎日に抑揚をつけようとしている。人々が疲弊し、心を荒ませ、自分の意見や主張、感情、考えをここぞとばかりにオンライン上で爆発させるのは、このおバカなウイルスが急速に拡大しているせいなのか。そのストレスのせいなのか。…

平均80点の国は生きづらい

綺麗事にはうんざりだ。就職活動で夢やビジョンを語らせるのだって、別にしなくてもいいんじゃないか、それで皆んなが無難な建前の夢を作り込んでしまうくらいならば。大きな目標とか、立派な夢とか、なくたっていいじゃないか、と思う。それなら、最初から…

ビスマルクだって未来はわからない

もしかしたら今、人生で一番自分を圧倒する出来事に直面しているのかもしれないなあと感じている。生きていると、多くはないけれど、あ、これが歴史が変わる瞬間か、って感じることがある。これは教科書に載るし、きっと一生残る歴史になるんだろうなあって…

#25 年度末の過ごし方

去年の3月31日はなかなか、印象的だった。みんなが明日から社会人だって言ってる中、私は明日から何者でもない何かになっちゃうんだって思って、その何とも言えない不安の中にいた。抗うこともできないし、否定することもできないから、何もできないんだけど…

そのくらいは考えてほしいなって

あなたが思う現代社会の問題点はなんですか?という設問に対して真っ先に浮かんだのが、「他人の指標で生きている人間が多すぎる」ということだった。中学生が何人かと連れ立っておトイレに行くこともそうだし、会社の大きさとか大学のネームバリューとか、…

On the Way Back

今朝、住んでいる家のヘルパーであるおばあちゃんが作ってくれたチキンカレーを食べて、家を出た。そんなに沢山の人と関わったわけではないけれど、それでも私のシンガポール生活を語る上で欠かせないんだろうなと思う人たちには幸いにして何人か出会えた。…

海外ニート生活

私は今まで人生が楽しくないと嘆いている人の気持ちが全く理解できなかったのだけれど、最近はなんだかそれがわかるような気がしてきているから、調子が狂う。 私はずうっと海外での生活に憧れていた。英語で国を超えた人々とコミュニケーションを取り、異国…

Novelty Wear Off

The novelty wears off. 日本に住む外国人の友達から教えてもらった。私は海外生活に憧れがあったから、日本に住んでいる外国人の友達に、海外で住むってどんな感じなの?と聞いた返事がこれだった。目新しいのは最初だけ。 昔はこの言葉の意味がわからなか…

#20

シンガポールにはクラークキーという街がある。島内No. 1のパーティースポットで、ジャズミュージックの生演奏が聴けるパブからクラブ、居酒屋まで、様々な形でお酒を楽しむことができる。煌びやかなネオンの明かりから鳴り響く音楽まで、全てが人々をスーパ…

On the Flip Side

スラム街を彷彿とさせる景色は、ふいに入り込んだ裏路地に当然のように存在するからたまにびっくりしてしまう。日本と比べたら裏の面を隠すという意味でシンガポールは爪が甘い気がするのだけど、それは決して悪口ではなく、むしろ褒め言葉だ。表には裏があ…

ピンボケくらいの関係性

他人の人生の背景になるくらいがちょうどいい。目の前の物体にピントをあわせたせいでピンボケしちゃっている写真の背景のような、他人にとってそういう存在であることが一番心地良いと私は思う。そして私がそう思うのと同じように、私を取り巻く人たちも私…

理想のお金持ち

ご飯は毎日、基本的に自炊。お昼ご飯もお弁当。休みの日は思い切り使うこともあるけれど、基本的にはずっと節約生活。お昼ご飯の後は毎日物足りなくて、お腹いっぱいにシンガポールフードが食べられたらなぁと考えるけど、それはそれで眠くなるからいいやと…